増尾好秋(ギター)・海老原淳子(ピアノ・ヴォーカル)
世界のマスオこと国際的ジャズギタリスト増尾好秋とパワフルでパンチの効いたハスキーヴォイス・ピアニスト海老原淳子のデュオ。昨年大好評につき蓼科高原再出演!
< プロフィール >
増尾好秋(ギター)HP 早大モダンジャズ研究会在籍中の1967年に渡辺貞夫グループの正式メンバーに抜擢されてプロ入り一躍スター的人気を博す。渡辺貞夫グループに3年間在籍し同グループでヨーロッパや米国ツアー。若くして日本ジャズシーンを引っ張る存在の一人として活躍。スイング・ジャーナル誌人気投票の日本人ギタリスト部門で1970年1位に輝く(その後日本を離れてからも1975年まで5回にわたり1位を獲得)。1971年にニューヨークへ渡り、モダンジャズの巨匠ソニー・ロリンズのバンドに通算6年間在籍するほか、リー・コニッツ、エルビン・ジョーンズ など数々のビッグアーティストと共演し「 世界のマスオ 」として活躍。70年代後半から自己のバンドで次々とヒットアルバムを制作。その人気を不動のものとする。85年よりニューヨークに本格的なレコーディングスタジオを所有し知る人ぞ知る名プロデューサーとしても活躍。スタジオでの仕事が忙しくなり思うように演奏活動できない時期が長かったが2008年よりギタリストに復帰し演奏活動を本格的に再始動。2012年に30年ぶりの自己バンド「 Power Spot 」を日本で結成。現在もアメリカに拠点を置きながら日本でも精力的に演奏している。
海老原淳子(ピアノ・ヴォーカル)HP 4歳からオルガンを習い始め12歳でビクトロンコンクールジュニア部門全国大会で優勝。大学在学中アニタ・オデイを聴いてジャズに目覚め、その後デキシーランドジャズのピアニストとしてデビュー。この頃、花岡詠二(cl)氏に見出され以前から好きだった唄を本格的に始める。故薗田憲一(tb)とデキシーキングス、花岡詠ニ(cl)とスイング四重奏団、中川喜弘(tp)とデキシーデックスなどベテラン陣との共演を重ねると同時に、都内を中心に弾き語りを始め自分のスタイルを築いていく。同時に作曲や編曲にも力を入れ始め作編曲家である故宮川泰氏にも認められる。1990年単身ニューヨークに渡り、ルー・ドナルドソン(as)やハーマン・フォスター(p)らと共演しマンハッタン各地で好評を得る。パワフルでパンチの効いた歌声、多くの人の心を捕らえてやまない個性的なハスキーヴォイス、その歌い口や歌いまわしはストレートに心に響く。またジャジーでポップかつファンキーなピアノにも定評があり、ジャンルを超えて歌いこなすその歌唱力、幅広いレパートリィー、歌のみならずオチャメでジョークの効いた話術などに魅了されているファンも多い。